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第1級危険種族指定 : 地球人類
だいいっきゅうきけんしゅぞくしてい : ちきゅうじんるい
銀河連邦による地球人類の評価。

21世紀半ば現在、地球に存在する核兵器の個数は1万5千個以上。

銀河連邦はこれを地球人の 『 宇宙侵略 』 の意志の現れであると評価、その悪性を極めて危険視している。

地球側、各国政府の首脳は秘密裏に幾度か銀河連邦の視察団と会談の場を設け、自分達に銀河連邦に対する攻撃的意志はないことを主張したが、ついに銀河連邦側を納得させることはできなかった。

なお、会談における双方の主張を口語表現すると、おおむね以下のようになる。

地球側:

「いやいや!
我々には宇宙の向こう側に核兵器を飛ばす技術なんてありません!
あなたがた銀河連邦の存在すら、つい最近まで知らなかったんですわ!
我々が保有する膨大な数の核兵器は、あくまでわたしら人類同士、すなわち同族間の殺し合いを前提に用意したものなnですってば!!」


銀河連邦側:

「馬鹿か、おまえら? そんな子供じみた言い分が通じると思ってんの? 物質転送装置(テレポーター)なんぞ何万年も前に確立されている技術じゃねーか。過去に地球に持ち込まれた可能性だって充分にあるし。ホントのところ、失われた技術(ロストテクノロジー)扱いにして秘匿しているだけなんだろ? 核兵器、宇宙の向こうに飛ばす気満々なんだろ??

まぁ、百歩譲ってホントに同族同士での殺し合いだけのために、それだけの大量破壊兵器を揃えたのだという言い分を信じたとしても、だ。

完全にオーバーキルじゃん。
どんだけハードな自殺願望と自滅願望の持ち主なんだよ、おまえらは。クレイジーだよ。完全にキチガイだよ。

正直、気持ち悪いわ。めっちゃ怖いわ 」


銀河連邦による地球側への不干渉宣言
ぎんがれんぽうによるちきゅうがわへのふかんしょうせんげん
銀河連邦側による、事実上の地球側に対する国交断絶宣言。

太陽系に存在する知的生命体、すなわち地球人との交流活動のすべてを撤収するという宣言であり、その内容は交易のみならず監視活動、すなわち他の地球外生命体による侵略行為からの防衛をもおこなわない、という徹底したもの。

これにより、地球は宇宙怪賊団アークギルドによる様々な非合法活動の温床となることになってしまう。

地球側(各国の首脳)は秘密裏に幾度か銀河連邦の使節団と会談の場を設け、自分達の保護を求めたが、ついに銀河連邦側を納得させることはできなかった。

なお、会談における双方の主張を口語表現すると、おおむね以下のようになる。

地球側:

「勘弁してくださいよ!
マジで悪い宇宙人が色々やらかして困っているんですわ! 人さらいとか! 最近じゃ面白半分で怪獣を送り込んできたり! シャレになってないんですよ、ホントに!!
あんたら銀河連邦は宇宙の秩序を守るのが存在意義っしょ! とにかく悪い宇宙人達を取り締まってください! それができないなら、せめて我々に自衛のための技術を授与してくださいよ! つか授けろ! よこせ! 今すぐに! なんかすっげー宇宙っぽいスケールで超未来な感じの御機嫌でワクワクな素敵テクノロジーを!!」

銀河連邦側:

「ざけんな。人に何か求めるなら、まず自分から誠意を見せろよ、てめーら。せめて核兵器の数を今の十分の一にまで減らして見せろ。……え? なに? 今すぐにはできない? 1000年ほど待ってくれ??
……わかった。やっぱ無理だ。絶対に、付き合いたくない。おまえらみたいな変態っぽい連中とは。
とにかく今後、銀河連邦が地球人類を同盟者として迎え入れる事はナイから。おまえらは今後も宇宙で孤立し続けろ。他の星系からやってきた無法者に多少のイヤガラセをされたりするくらいの事は我慢しろ。
いいか? こちとら遊びで法と秩序を重んじているわけじゃねーんだよ。相互扶助の精神でやってんの。んで、繰り返すけどおまえら地球人類とは助け合ったりしたくねーの。ホンキで関わりたくねーんだわ。あばよ」