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歴史 用語 魔法  魔導具


 
【 愚者の冠 】
 / ぐしゃのかんむり

 
恥虐神 ハイドラが愛用する至高の拷問具のひとつ。

見た目は茨の輪のような形状をしているが、ところどころに魔石がちりばめられているため、一見して魔導具とわかる造りとなっている。

加虐対象に愚者の冠をかぶらせた場合、いかなる痛苦を与えても加虐対象は発狂することができない。

耐え難い痛苦や絶望の中においては、ときに『狂う事』が救いとなる場合もあるのだが、この愚者の冠をかぶせられた者には、それさえも許されない。

使いようによっては、最強最悪の拷問具となる逸品。


 
【 従属の首輪 / 黒】
 / じゅうぞくのくびわ / くろ

 
恥虐神 ハイドラが愛用する至高の拷問具のひとつ。

華麗な装飾がところどころに施された黒色の首輪。銀色の鎖との組み合わせは格調の高ささえ感じさせる。

だが、その実、装着された者は首から下を完全にコントロールされる、おそるべき首輪である。

仕組みは、加虐者が鎖を通じて自身が念じた命令を被虐者の首から下の体に行わせるというもの。ひらたく言えば、首輪をされた者は首から下の体を乗っ取られるということになる。

使いようによっては被虐者を拘束せずに、かつ積極的に魔獣と交配させるということも可能。この場合、多くの被虐者は首から上は自由なので、泣き叫びながら行為を拒絶し、嘔吐しながらも狂ったように腰を振るという狂気の沙汰を演じることになる。

『従属の首輪 / 赤 』 とは対となる逸品。


 
【 従属の首輪 / 赤 】
 / じゅうぞくのくびわ / あか

 
恥虐神 ハイドラが愛用する至高の拷問具のひとつ。

華麗な装飾がところどころに施された赤色の首輪。金色の鎖との組み合わせは優美ささえ感じさせる。

だが、その実、装着された者は首から上を完全にコントロールされる、おそるべき首輪である。

仕組みは、加虐者が鎖を通じて自身が念じた命令を被虐者の頭部に行わせるというもの。ひらたく言えば、首輪をされた者は思考以外の頭部の行動を乗っ取られるということになる。

使いようによっては被虐者に意志とは反対の言葉を笑顔で言わせることも可能。この場合、多くの被虐者は首から下は自由なので、表情や口から吐き出される言葉を否定するようなジェスチャーを必死に繰り返すという無惨な悲喜劇を演じることになる。

『従属の首輪 / 黒 』 とは対となる逸品。

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