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歴史 用語 魔法  魔導具

 
【 無明の五芒星 】
 / むみょうのごぼうせい
 
淫虐神ヨコザーが得意とする魔法。

加虐対象の額に五芒星が描かれた小さな魔法陣を描き、星の一部を塗りつぶすことで対象の意識内から五感の一部を完全にシャットアウトすることができる。

この魔法を解く事が可能なのは魔法を施した者のみである。

具体的な例を挙げると、麻酔なしで完全に全身の痛覚や触感を奪ったり、目隠しをせずに視界を完全に暗闇にしたり、耳の穴に詰め物をせずとも音の無い世界に送り込むことができる、ということ。

もとは医療用に開発された魔法であるが、ヨコザーがこの魔法を本来の目的のために使うことはほとんどない。

ちなみに、五感のうち触感以外を奪われた状態で放置された場合、大概の人間は自身の生存を確認するために必死に自傷行為や自慰行為を重ね、そのあげく数日ほどで狂い死にするという。

なお、ヨコザーは任意でこの魔法を限定解除することもできる。聴覚をシャットアウトさせた相手に対し、自分の声だけを聞かせることなどが可能。

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