企画書送ったけど、返事がこないよう……(涙)
( 2018 / 1 / 06 )
「巨大ヒロインってウケると思うんスけど、どうっすか?」

てな内容の企画提案書を5件、お正月休みに送ったんですけどね。
内訳は出版社が2社。フィギュアメーカーが3社。

うち2件はツイッターを通じて、ご挨拶メッセージも送信していたりもするのですが。

2018年1月6日現在、1通も返事が来ていません。

……あは。あはははは。はぁあああん…。(泣き笑い)

いや、送る前から覚悟はしていたんですよ。そうそう、最初からうまくはいかないだろうってことは。

でも、ですね。

まぁ、5社に送れば、せめて1社くらいからは何らかのレスポンスがあるだろうと。それがお断りの返事であっても。

「企画書は興味深く読ませていただきましたが、弊社では現在、新たな新規事業の候補として巨大ヒロインというジャンルの開拓をおこなう意志はなく、生憎ではありますが貴殿のご希望に添うことは叶いません。ご了承くださいませ」

……くらいの、回答はもらえるだろうと目論んでいたわけです。

でも、そーゆーお断りの返答すら、もらえない。
それも、5社の何処からも。

ちなみに、その5社のいずれも歴史や実績がある会社だったりするわけで。しっかりしていそうな会社ばかりなので、先方に問題があるとも思えない。

つまり、今回、問題があったのは当方。
自分が送った企画書の内容、あるいは添付した挨拶文などに大きな問題があったと考えるのが妥当。

それは、いったい何だろう?

『巨大ヒロイン』 という提案、ジャンルの選択そのものに問題があったのか?

ありうる。おおいにありうる。
……しかし、それだけでもない気がする。

ツイッターでエロ創作やってます、と最初からカミングアウトしたことがいけなかったのだろうか?

ありうる。すっごくありうる。
……しかし、それが決定打となった、というのも違う気がする。エロからスタートしてメジャー化し、超売れッ子になった人物などいくらでもいる。

「ネットでは 『須岡絵梨子 』 という女の名前のハンドルネームを使っています。『喜多玲子』のペンネームで活躍した、昭和の編集者 『須磨利之』をめっちゃ尊敬しているんです、自分 」
と自己紹介したのが、マズかったのか??


うん。これが決定打っぽい。

ただでさえ、いきなり巨大ヒロインなんて題材を売り込んでくるだけで怪しいのにさぁ。「ネット上でネカマやってます」なんて自己紹介した日にゃ……。

も〜駄目だわ。
怪しさの二乗だわ。
なんかもぉ、かかわっちゃアカンやつだわ、これ。

須磨利之なんて知っている人自体、もう100人に1人いるかいないか……いや、ソレ以下だよね。たぶん。

奇譚クラブの立役者として尊敬している人なんて1万人に1人のレベルじゃね??

そう。そうなのだ。

まず、自分が企画書を受け取った会社人の立場で考えてみないと。

巨大ヒロインを売り込んできたヤツ、それだけならまだ良し。

「須磨利之を尊敬しているので、ネット上では須岡絵梨子と名乗っています」
とか自己紹介するヤツからの売り込み、これもまぁアウトではないだろう。

でも、その二つが揃ったらダメだ。

うん。無理。

ただの面倒くさいヤツじゃない。
すっごく面倒くさいヤツだ。

無理無理無理無理。超、無理。

関わり合いになれませんよ、そんなヤツとは。絶対。



……。

…………。

………………。


うん。
そうだよね。そういう、ことだよね。

そんなワケで。
ハンドルネーム、変えることにしました。

自宅の前の駐車場で、車の中でひととおり一時間ほど落ち込んだ後に出た結論が、ソレ。